magnet sound 11 誤植について

新刊のmagnet sound 11には私のDTP操作ミス等に起因する誤植がいくつかあります。大変申し訳ありませんでした。

以下にその内容を記します。本誌をお読みいただく時は以下の通り読み替えていただきますようお願い申し上げます。

p4 6段落目
誤:〜高域を多く減衰させていることがわかるます。
正:〜高域を多く減衰させていることがわかります。

p7 ②テープ速さ調整用 項
誤:テープ速さを調整するために3kHzまたは3.15kHzの
正:テープ速さを調整するために3kHz(JIS、CCIR)または3.15kHz(DIN)

p7 写真の注釈
誤:ソニー、ティアック社のテープ速さ調整用テープ
正:ティアック社(MTT-111N)、ソニー社(WS-48A)のテープ速さ調整用テープ

p8 写真の注釈
誤:A-BEX社製のアライメントテープ
正:A-BEX社(現:ALMEDIO社)のアライメントテープ

p12 再生イコライザ調整 項
誤:TEST TAPE: Caliblation
正:TEST TAPE: Calibration

p13 入力レベル調整 項 6段落目
誤:RECボリュームを調整します。
正:RECORDボリュームを調整します。

p13 MEMO 〜再生EQの調整〜 項 3段落目
誤:物量投入されたカセットデッキは製造から20年以上経過しており、ヘッドの摩耗や内部の微細な変形(ギャップずれなど)等が発生して特性が劣化しすることもあり得ます。
正:物量投入されたカセットデッキはどの機種も製造から20年以上経過しており、ヘッドの摩耗や内部の微細な変形(ギャップずれ)等によって特性が劣化することもあります。

p13 MEMO 〜再生EQの調整〜 項 4段落目
誤:メーカー修理では部品交換となるような状態であっても今日s新品部品を手に入れるのはほぼ不可能です。
正:その場合、メーカー修理では新品部品に交換となりますが、今現在新品部品を手に入れるのはほぼ不可能です。

p14 メーター感度調整(2)項
p15 MPXフィルター調整 項
小見出しの書体設定ミス。

p15 MEMO 〜テストテープの製作〜 項 11段落目
誤:既に本誌をお読みの方であれば
正:既にここまで本誌をお読みの方であれば

冬コミおつかれさまでした

約2年間の沈黙を破って、ついに新コミックマーケット99が開催されました。参加された皆様おつかれさまでした。

同人イベントのこれからは見えないというか自分たちで作っていかなければならないと理解しているものの、フラッグシップであるコミックマーケットが開催されないというのは非常に切ないものでした。ただ時間だけが過ぎてゆく中、流石に何も作らないまま2年間を過ごすのはマズいと思い2021年8月にメロンブックスさん主催の『夏のメガ超同人祭』というエアイベントあわせで新刊『magnet sound 10』を制作しました。

カセットテープがにわかに流行りつつあるというブーストがあってか委託での頒布はサークル『FERRICHROME』としてかつてないほど順調。これでやる気が出て続編を冬コミの新刊『magnet sound 11』として制作しました。

今回の冬コミはかつてないほど特殊な開催形態で一般参加者は上限があり、サークル参加も間隔をあけるため平時よりも少なくなっています。正直なところ1冊も売れずに終わるかも・・・と暗い気持ちに支配されていましたが、いざ10時の開始時間を過ぎると予想に反してすぐさま新刊を買っていかれる方がいらっしゃったり、楽しみにしていたとお声掛けいただけて、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

新刊は前回のエントリーにも書いたとおり、メロンブックスさんで委託頒布しております。現在は予約受け付け中というステータスですが、冬コミ当日に納品は済ませましたのでもうすぐ販売開始になると思います。委託頒布分もどうぞよろしくお願いいたします。
通販リンク:
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1180693

イベント終了後、荷物を背負って駐車場に戻りトランクルームに荷物を放り込んでふと後ろを振り返ると、夕日に照らされながら我々にまた来年来てくれよなとささやいているようなビッグサイトがそこにありました。